今年もネパールに行って来ました、地元の女学生を伴っての旅でしたが現地に詳しい元日本航空機長の山本恵志郎氏が同行してくれましたので安心でした。目的は私が所属している国際交流会の活動としてネパールに小学校を建設したので学生に対し現地の生活、文化、歴史の調査と現地での交流のためでした。
手術後からこれで3回目の訪問です、一回目は1996年6月に手術をしその年の12月に出かけました。手術の半年後が初めてのネパールでのトレッキングでした。当然の事ながらネパール旅行に対しては主治医には相談しました、そのときの先生の話では「手術後3ヶ月経過すれば体は元に戻るので無理をしなければ良い」との話しでした。
無理をしなければ……と言い聞かせつつ家族の反対を押し切り出発しましたが、実際に現地に行くと話で聞いていたのと大分違い、海抜2000m近くの山裾を上がったり下がったりして歩くのは大変な体力が必要でした。特にトレキングのスタートは500m近くを一気に登るときは大変でした、同行者の最後をゆっくり、ゆっくり登りましたがそれでも息切れがひどく、バイパスした血管から血液が漏れ出さなければよいが・・と心配したりカメラ一個が重くてポーターに持って貰ったことを思い出します。
帰国後は基礎体力を付けなければと痛切に感じまして毎日のウオーキングを実行するようになりました。最近では6Kmぐらいを1時間位で歩いています。その後はネパールトレッキングに出発の2ヶ月前からは時々10Km近くを歩くようにしてます。二回目のヒマラヤは手術後2年目でしたが、このときは同行した人達と一緒に行動が出来たので快適でした。
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