2004年5月

 心臓のバイパス手術をして10年間近く元気に生活することができました。今回10年目になったのを機会に手術をした大宮市にある自治医科大学付属大宮診療センターで検査してもらった。

 カテーテル検査は血管内に細い管を腿の付け根から心臓まで入れるので入院を伴います。また検査には多少の危険が伴いますし当人には大きな負担になります。そこで1日で検査が可能でしかもかなりの確率で血流状況が解る「心筋シンチグラフィ」という検査を実施してもらうことにした。

 その結果、先生の説明では右旋回枝という冠動脈をバイパスした血管が100%近く狭窄しているようです。以前手術した時に足から採取した静脈血管の寿命は10年ぐらいと聞いていましたのを思い出し・・そうのような結果になったのかなと思った。


  この「心筋シンチグラフィ」という検査は血管内に放射性を持った液を注入し、自転車を漕いで心臓に負荷をかけた時とかけない時の状況を外部からX線撮影しコンピュターで映像化することにより血管内の血流状況が解る医療機器です。カテーテル検査は狭窄箇所が直接解りますがこの検査は間接的ですが90%以上の確率で的確に判断できるようです。

主治医から「今のところ自覚症状が出ていないようなので今迄どおりの生活でよいが症状が出たら直ぐに来院するように・・・今後はストレスの無い生活と食事や運動など十分気を付ける様に」との話がありました。バイパスした血管の再手術は難しいので症状がでれば内科的な治療しかなさそうです・・・。



10年前のバイパスした血管の内、右旋回枝と言われる1本が狭窄している。

 無理をしないように注意がありましたので・・・韓国中小企業の指導も今迄通り毎月の往復は出来ないのかなとも思っている。しかし・・・長く体を使っていると誰でもどこかガタが来るものです。その程度に考えてあまり心臓病を気にせずに生活するように心がけたいと思う。

病院の壁に貼ってあった心筋シンチグラフィの説明文です。

 
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