2019年3月

 平成最後の年が明けたと思ったらもう3月になった。時が滑るように過ぎていく、春になり夏が来て年末がすぐに来そうな感じさえする。 傘寿を過ぎてからよけいに時の流れが恐ろしく早く感じる。

 毎朝歩いて足腰の老化を少なくしようといているが、最近は体力が確実に落ちていることに気が付く時がある。途中で5kgのリックが重く感じるようになったり近道するようになり4kmぐらいで切り上げることが多くなった。
 
朝の那須連峰の姿(iphoneの4倍ズーム)
 

 刻々と変化する朝の空を眺めながらふと、人には命に限りがあることを感じる。人の命に限りがあるからこそ、この風景の美しさを感じ、食事が美味しく楽しめる。
 
2019年元日の夜明け 厳しい朝は冬山登山服で歩く

 2月末にシニアネットの仲間(12名)と一緒に作曲家の故船村徹氏の故郷でもある栃木県塩屋町付近を散策した。古民家風の和食店で会食した後、鬼怒川のほとりで毎年白鳥が集まっているという場所や岩戸別神社を参拝し道の駅「湧水の郷しおや」では手作りの雛人形、吊るし雛の展示会でその細かい細工に驚嘆!

 その後は、摩崖仏のある佐貫石仏や石仏の上の亀の子岩など回ったが近郊にはまだ未知の神社仏閣や観光場所があったのだと改めて感じた。楽しいハイキングを企画してくれた幹事役の友人に感謝した!!
 
福寿草が春が来たことを告げる 80歳の寅年男が寅の干支杉に励まされた

 心臓の方は定期的に診察して血液検査や心肺運動機能検査などでは異常はないのだが運動機能がだんだん落ちてきている。歳をとるというのはこういう事なんだと自分に言い聞かせている。
 
 心臓病の7種類の薬は飲み忘れがないように一週間分をカップに区分けして朝食後に飲んでいるが一周間が経つのがやけに早く感じる。
 
7種類の薬の区分
 支えてくれている家族や仲間達に感謝し今日より明日へ、変わらずに、慌てずに、まだまだ頑張って行こう・・・。命に限りがあるからこそ、今日を精一杯生きる意味がある。命に限りがあるからこそ、愛する人や親しい友人と一緒にいる時間を大切にしたい。