2016年3月

ウォーキング時に感じる「めまい」

 ウォーキングは、ダイエットよりは健康維持や精神的効果を目的にした方が良いと言われている。具体的な効果はWebで次のような内容が出ている。

1)ストレス解消、2)肥満防止、3)生活習慣病の予防、4)脳の活性化、5)心肺機能の向上、6)筋力の低下予防

 脳の活性化は有酸素運動のウォーキングをすると、脳に酸素を取り込み酸素を大量に取り込む事で、脳の働きが活発になるという。心肺機能の向上ではウォーキングで、呼吸が激しくなり、心拍数が上がり、その効果で心臓や肺が強くなり、心肺機能の向上が期待できるということである。

つまりウォーキングは心臓病にとって良いことばかりの効果が期待できるのだ。最近は「7×7」のウォーキングをしている、これは7kgのリックを背負って7km歩くことを無理のない範囲で実行している意味もここにある。


早春のウォーキング

 ところが昨年末から気になっていたことがある、それはウォーキング中に「めまい」のような頭が少しふらつくようなことがあったり、時にはスゥー・・と気が遠くなるようなことがあることだ。一瞬でありしかも毎日でなく月に1〜2回だから気になっていても症状がでない日が続くと医者に行くほどでも無いと思ってしまうのだ。

しかし心臓バイパス手術をしているし、その後に再狭窄のためカテーテルによるステント拡張治療もやってきた身である。TV番組などでベット上での生活や脳梗塞による半身不随の老人の姿などみるとやはりいつかはわが身かもと心配になる。まずは次回の心臓の検診に主治医に聞いてみようと決心した。


1994年6月に心臓バイパス手術
 
2012年10月に再狭窄があり狭窄部にステント手術

MRI検査!

 循環器内科の定期検診時にウォーキングの時に時々「めまい」が起るのは脳に関係するのでしょうかと主治医に話してみた。そうすると「めまい」の95%は脳には関係ないとの説明だった。しかし耳鼻咽喉科を紹介してもよいが心配でしょうからその前にMRIで脳の検査をしましょうということになり一週間後に検査予約をしていただいたので感謝した。

 MRI撮影の予約日に病院に行き手続きして待っていると、すぐに呼ばれて検査服に着替えると、看護師からいくつかの確認の質問を受けた。
・手術などで体の中に金属は入れていませんか?
・ポケットの中に金属は入っていませんか?
・時計やベルトなどの貴金属類はつけていませんか?
・クレジットカードは持っていませんね?

 確認が終わってから撮影室にはいると大きなドーナツ状になっている検査機が部屋の真ん中にドーンと据え付けられている。ベットに仰向けに寝かされ頭を固定されてからすぐに検査が始まった。ガンガンと音がうるさいと聞いていたが思ったより大きな音ではなかった。15分ぐらいで検査は終了した。


  一週間後に検査結果を聞きに循環器内科に行くと先日の検査結果の画像を見ながら主治医の先生が詳しく丁寧に説明してくれた。要約すれば小さな白くなっている個所は加齢によるもので心配しなくて良い、脳は異常はないから今まで通りの生活をしてください、水は多めに取ってくださいとの診断結果だった。

 数年前にまっすぐに歩けないようなひどい「めまい」を発症してMRI検査と耳鼻科の診断を受けた時には加齢による「三半規管の一時的機能低下」ということで日時の経過で少しづつと回復しますという診断だった。事実その通り回復したのだった。

 今回も数年前の症状かもしれないと思って経過をみることにした。異常が無いと聞くとその一ヶ月経過したが「めまい」もなぜか起らない。病いはやはり気のせいか!!(^.^)/~~~



早春の那須山と途中のカフェで一休み


 

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