2015年3月

 日本の医療に関して不信感が広がっているというニュースもあるが、冠動脈3本のバイパス手術をしてから今年で20年間生きてこられたのは日本の医療のおかげであると感謝している。地元の病院では二か月の一度の検診を受けている、毎回ではないが血液検査、胸のエントゲン検査、心電図検査、心臓負荷検査など実施して心臓の状態を診てもらっている。

 今回は血液検査を行った後に主治医の問診と検査結果の説明を聞いた。検査内容は多くの項目があり、しかもローマ字の略号が多く素人では判断が難しい。

 今回実施した検査内容についての概要は「栄養状態、肝機能、コレステロール、腎機能、糖尿、貧血、アレルギー、は問題ない。最後にあるBNPが正常値より多くなっているが心臓の手術をしているからこの数値でも異常ではない」という説明だった。

*BNP=脳性ナトリウム利尿ペプチドといい、主として心室から血液中に分泌されるホルモンで心臓の元気度がわかる。
 
血液検査項目と結果

 検診と同時に重要なのは投薬の指示書をもらって薬局にFAXしてもらい後で取に行くことである。7種類の薬を毎日飲んでいるのだが忘れたりしないように、また間違わないようにする必要がある。このために曜日ごとに一週間分をコップの中に7種類の薬を入れて置き、毎日飲んでいるかどうか見えるようにしている。また旅行などに行く場合も必ず一週間分小分けにして持参することにしている。

  紙コップに7種類の薬を区分けする
 
   外泊時に持参する一週間分の小型の容器

        
  薬の中には降圧剤も入っているので毎日血圧測定してスマホに入力し推移をグラフ化している。測定値を自動的にスマホに転送できる機器とアプリも販売しているが今のところ手動入力で十分である。
 
スマホでグラフ化・小型血圧計