2013年3月

 2013年2月26日の読売新聞の「心臓を守り生き活きと」と題する記事があった。内容は天皇陛下のバイパス手術を執刀して有名になった天野篤氏(順天堂大学心臓血管外科教授)の特別講演が掲載されていた。
 この内容を読むと私が心臓手術を行った当時と比べ現在の医術は非常に進歩していることが解る。たとえば人工心臓を使わず心臓を動かしたまま手術することや足の静脈を使わず内胸動脈をバイパス血管として使ようになっているのだ。

 天野先生は「患者になりきれない人は元気になれない」「患者になりきる」とは自分で選んだ医者と一緒に元気になる姿勢を崩さないことだと説いている。

 天野流「生き活き」ライフ指南として「心臓を守る生活習慣5ヵ条」や「心臓手術を受けるタイミング」「心臓の冠動脈バイパス手術のイメージ」などは心臓のバイパス手術の体験者として思い当たる内容である。

 第一線で働く中高年齢者に対する心臓を守る生活の有益な指南書でもあるのでポイントを写真を撮って掲載させていただいた、是非読んで健康の維持に役立ててもらいたいと思う。

 
お世話になった自治医科大学附属さいたま医療センター

余談:右足の痛み?

 心臓を守る生活習慣5ヵ条の中にも「適度な運動」があった。バイパス手術後の生活ではウオーキングや低山の山歩きを心掛けているが昨年末から時々軽い嫌みを感じるようになった。しかし日常生活には問題なく過ごせたたので自然に治るだろうと思っていた。

ところが2月17日に韓国・天摩山(チョンマサン)へ登って帰国したら痛みがひどくなった。「もし、歩けなくなったらどうするの!」とカミさんから脅かされた、急に心配になり市内の病院に行きレントゲン撮影とCT検査をした。
 数日後の整形外科の先生の診断を受けた結果は、右足の「くるぶし部」は変形しているがもう固まっているから、これを治すのは無理である。これからも無理をすると痛みが出るかもしれない。しかし、歩けなくなるようなことは無いから心配しないで良い、一般生活は問題ないし山行きも無理をしなければ登ることは出来る。

 これは2003年末に受けた診断と同じ結果になった、つまりもう「くるぶし」の曲がりは治ることはないのだから多少の痛みが出るかもしれない。だからと言って屋内でじっとして居る事より外部に出て歩いた方が良いというアドバイスを受けた。

 その後は痛みはなくなり1〜2時間歩歩けるようになった、これからもウォーキングは続けて、山歩きも続けよう但し慎重に行動しよう。

 
韓国・天摩山(チョンマサン)を登る

 心臓を守り生き活きと!

天野流「生き活き」ライフ指南として「心臓を守る生活習慣5ヵ条」と

「心臓手術を受けるタイミング」「心臓の冠動脈バイパス手術のイメージ」

 

 

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