2006年3月

 

 心筋梗塞、狭心症、大動脈瘤など動脈硬化が原因で起こる心臓病に関して読売新聞に特集として掲載されていました。この中で心臓病の予防策としては内蔵脂肪を減らすことが重要であり、この為の最も効果的な対策は運動のようです。ウオーキングでは一日に一万歩、自転車こぎだと1時間ぐらいを目安として実行することが最善という内容でした。

 狭心症になると何度も再発を繰り返す人が非常に多くなるとのデーターが出ていました。実は私も最初に狭心症を発病したあと3回ほど再狭窄してしまい最終的に冠動脈3本のバイパス手術となった経緯があります。

 
韓国の休日では近くにある低山でトレッキングすることが多い。


 冬季の朝のウオーキングは止めた方が良いと注意を受けますが、慣れるということは不思議なもので韓国の厳冬の朝でも防寒具で身を固めて歩いた方が体の調子が良いのです。冬の間は地中にいた虫が這い出てくる頃と言われる「啓蟄(3月6日)」を過ぎると人間も家から出て来てウオーキングの仲間が増えます。

 バイパスした血管が狭窄しないように生活習慣の改善には努力しています。その為もあるのか手術後も元気で過ごし12年目に入りました。これからも再狭窄しないように食事に注意して運動を継続し体を鍛えて日・韓を往復したいと思っています。


防寒対策をしっかりするとこんな姿に・・(韓国)
誰も居ないが慣れると怖くない・・(韓国)
◆心臓病関連の役立ちホームページ
国立循環器病センター
日本心臓財団
心臓血管研究所付属病院