2011年6月

 
◆血圧が初めて低くなった
 血圧降下剤は「イルベタン錠100mg」という薬を服用を始めてもう半年も過ぎたが目標の140以下にならない状態が続いているのだが二ヶ月に一度の検診で・・・。

 主治医の若い先生が毎日測定し記入している血圧手帳を眺めながら少し考え込んで・・・もう一種類の薬を飲んでみましょうということになった。それから一か月経過した。その薬はアムロジンという薬だった。この薬と従来から飲んでりるイルベタンとを一緒に飲むことになった。これで毎朝5種類の薬を飲むことになってしまった。

 薬好きな日本人はお腹がいっぱいになるほど薬を飲むと言われているそうだが、だんだん私もその状態に近づいている。

 アムロジンという薬はカルシウム拮抗薬と呼ばれる種類の降圧剤だ。 カルシウムは血管を収縮するのに重要な働きを担っているからアムロジピンがカルシウムの作用を押さえると、血管の筋肉が緩む。そしてアムロジンにより血管が弛緩すると、心臓が血液を全身に送り出すときの抵抗が少なくなり、血液にかかる圧力=血圧が下がるという理屈らしい。先生が詳しく説明してくれた。

 このイルベタン錠とこのアムロジン錠を飲んで一か月経過した。・・・以前の数値と比較する為にグラフ化して見た。確かに血圧が低下傾向にあるようだ。ここ一週間は140以上になる日が無くなって来ている。

 
 今のところ以前から続いている「めまい」以外は副作用も無いから効果が出ていると見て良いのかもしれない。となるとこれからどんどん下がって低血圧になることはないのか?、心配の種は尽きない。

 「めまい」については脳のMRI検査を行った結果は脳も異常なしだから三半規管も老化かもしれない。耳鼻咽喉科で再度検査をしてもらおうか・・気にしすぎてもどうかと思からもう少し様子を見よう。尿酸値も下がったままで異常がなかったがこれはアルコールを制限し毎朝のウォーキングの効果だと思う。

 
 日本企業との打ち合わせがあると訪韓して日韓の中間で調整する役を務めている。若いエンジニアの話合いを聞いているだけで脳が活性化するようだ。夕食会では日韓の協力によるプロジェクトの成功を祈って乾杯したが・・・韓国焼酎の飲み過ぎには気をつけなけらばと思いながつい量が増える。


   
 
◆年をとると夢見る力が大切
 
 私が関係する会社は遮断器の製造販売である、しかし中核技術である遮断現象の解析設備がない、遮断器の専門メーカーならそれ相当の設備は備えるべきだと経営陣に訴えているのだが資金が回らないようだ・・・しかし解析能力が無くても公的機関やその他の方法で判断しながら商品開発する韓国人の挑戦するエネルギーは学ぶべきものがある。

 仕事でも飲み会でもリスクを恐れずに挑戦するエネルギーが韓国人にあるので韓国滞在中にこの活力をいただいでいるのだ。支援している会社がこれからどのように成長するのか、その時に自分はどうなっているのか夢の実現のために相変わらず訪韓しているのか想像するだけで楽しい。