2007年12月

 韓国滞在中に歯痛にみまわれ日本で治療を受けようと帰国しようとする朝、今度は突然の「めまい」に襲われました。以下は「めまい」に関しての記録です。
 
10月20日(土)
 朝5時の目覚ましの音でベットから跳ね起きた瞬間!頭がくら〜くら〜として・・立ち上がって歩こうとしたが真っ直ぐに歩けない。一体何が起ったのか解らなかったがしばらくして頭の中に何か異常が生じていることを自覚しました。

 静かにしてゆっくり動きながら準備し迎えの自動車で空港に向かったが・・ひょっとして脳梗塞の前兆かとその事ばかりが脳裏を駆けめぐり暗澹たる気持になりました。

 空港での出国審査を終えてゆっくり歩き待合室でじっとしていて・・・飛行機に乗り込みましたがもし機内で脳梗塞でも起ったらと思うと非常に心配で・・・成田空港に着いた時は本当にほっとしました。

10月22日(月)
 地元の総合病院に行こうと思ったが・・あいにく土曜日の夜であり翌日は日曜日・・・救急医療を受けるほどでもなさそうなので月曜日に脳神経科で診察を受けました。

 私の話を聞いただけで「三半規管の一時的機能低下」で2〜3週間で自然に治るという先生の説明でなんとも拍子抜けでしたがほっとした。

 脳に関係したものであれば日常的に「めまい」が続いている筈である、一時的な「めまい」は脳神経には関係がないと先生は説明するが・・・しかしやはり心配であるのでMRIの検査の予約をしました。

10月26日(木)
 歯医者に行き、痛みある歯の治療を行った・・・治療後に先生が診察台を起こしながら「うがいしてください」と言う。診察台がグーと起き上がった時頭の中がぐるぐるまわり、うがいのためにコップに手を伸ばし掴もうとしても上手く掴めない。しばらくじっとしてやっとコップを掴むことが出来たような状況で「めまい」は大変なものでした。

 予約した日の午前にMRIの検査をして、午後に結果を聞きました。

 断層写真を見ながら先生の診断では「脳は全く問題ないです」という・・・今後1〜2週間ぐらい様子をを見て治らなければ耳鼻科で診察したらどうかという話しでした。

 

11月1日(木)
 「めまい」を発症してから10日以上が過ぎました、先生の説明のように「めまい」の程度が少しづつ良い方に変化しているようです。最近は起き上がる時や横になる時だけ「軽いめまい」を感じるようになっていますから2週間ぐらいで回復するかもしれません、いやそうなって欲しいものです。

 「めまい」ついてネットでいろいろ調査しました。・・・素人判断は良くないですが、私の症状は「良性発作性頭位目眩症(BPPV)」という病名らしい・・・。

 中高年になると、三半規管の働きが30%ぐらい衰え、その上加齢による小脳の変化が起こるために、動いている物体を目で追う検査をすると、中高年の80%以上の人に問題がみられるそうです。この理由は視覚や聴覚などをつかさどる器官の働きがおとろえ、それによって平衡感覚のバランスが悪くなり、めまいがおこりやすくなるという訳です。

 中高年の人にこのような「めまい」で悩む患者が増えているようです。少し安心、少し心配、年齢的にも無理はしないようにしたい。

11月28日(月)

 2ヶ月経ちました、確かに95%ぐらいは完治し日常生活は全く問題なくなったが残りの5%ぐらいがどうもすっきりしないのです。

 そこで耳鼻咽喉科に行き診察してもらいました。結果はやはり異常なしでした。

 耳鼻咽喉科の先生の話では「めまい」が起るからゆっくり動かすのでなく意識的に繰り返し頭を動かした方が回復が早いということでした。

 脳関係が問題ないのだから「めまい」があるからおっかなびっくり、ゆっくりと横になるのではなく普通の動作で、しかも繰り返した方が回復が早いらしいという事が新たに解りました。 

 


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