那須・茶臼岳を目指したが!

2022年6月

 昨年の2月に心臓冠動脈の狭窄で入院治療し、その後回復したので山歩きをしたが、9月頃から右足首の痛みが急に増してきた。83歳という歳のせいなのか?無理が祟ったのか?

 参加の申し込みした10月の「20キロのチャリティウォーク」は欠場せざるを得なかった。その時に整形外科に行って診てもらったら足の骨は7年前と変わっていないという。

 無理しないでリハビリを続けて養生をしてきたら、幸い痛みも少なくなってきたので山登りに挑戦しようと準備してきた。

 5月29日は晴れて絶好の山歩きの日曜日になった、予報も晴天となっていたので那須の茶臼岳(1,915m)を登ろうと出かけた。
朝9時には満車状態 新しいトイレが完成していた
 登山口にて 残雪が見えた
  
 昨日の朝のウォーキングでは登山靴を履いて1時間半歩いてみた、何とか登れそうだとの感触は得ていた。

 
日曜日なので登山者が多い
 
 急登の中間で一休み、以前は休まなかった場所だ
 
 登り始めると多くの登山者が下山して来る、聞いてみると上部は強風で危ないから戻ってきたという。登る人下る人がいるがそれぞれ思いがあるのだろう。

 登山口はそよ風だが、山の上は違うようだから非難小屋が見えるところまで登ってみてどの程度の強風なのか体感してみたい気持ちがあった。午後には風は収まるかもしてないと淡い思いもあり続けて登った。

 
前を登る夫婦が強風に煽られて手を岩に
 
 森林限界まで登ってみるとやはり強風が吹いている、時々吹き飛ばされそうな風が吹き付け姿勢を低くして岩石にしがみつく時もある。

 
山登りの専門家だが。三斗小屋まで大丈夫か!
 
 避難小屋の直下までなんとか登ったが、これ以上は無理と考え下山を決断した。無理をしない、安全第一は山歩きの鉄則だ、老人は特にそう考えないといけない。

この強風のなかでも朝日岳に登る人影が見えた

 やはり多くの登山者が無理しないようで、下山する人も大勢いた。 

「安全第一」
青空の元、太陽を浴びながら、那須連山の主峰の「茶臼岳」の山頂から

360度の噴煙や雄大な景色を楽しもうと登ってきたが

吹き付ける強風は危険だ。

断続的に強風が吹く時は、すぐに近くの岩に手を添えるが

タイミングを間違えると飛ばされて転んでしまいそうだ。

「安全第一」が鉄則だ、怪我をしない内に下山した。

山は逃げないからまた来よう。

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