夏の茶臼岳登山

2016年7月

 露がまだ明けない日が続いているが18日の朝の天気予報では那須山でも雨が降らいないようなので茶臼岳に登ろうと思い立った。気楽に登れる百名山の山として人気がある那須連峰なのと3連休だったので朝の9時に駐車場に到着してみるともう満車でびっくりした。しかし駐車場を一回りしてみると幸いも隅に駐車できた。

   
最初の急な階段登山道がつらい
 何時ものことだが登り始めて約30分ぐらいがつらい、心臓に負荷がかかってくるのか息苦しくなるのでゆっくり登るのが常である。太陽が照り付け気温が上がり風もない登山道を登って行く、後から2組ぐらいのグループが追い越して行くがマイペースで一歩一歩登って行き森林限界線を抜けると爽やかな風が吹き抜けた。

                    
 
峰の茶屋跡避難小屋が遠望出来たが雲が出てきている
50分で峠の茶屋跡避難小屋に着く、茶臼岳方面は雲の中だった。

 小屋で休んで山頂へ向かうが途中から急に雲が晴れて強い光が降りそそいで来た。ここが一番の急登で汗が目にしみて時々立ち止まってハンカチを出して拭き取った。
   
日差しが強くなり汗が出た

  山頂(1915m)には小屋から50分で着いたがロープウエイを使ってきた人も居て大勢の人が休んでいた。浅間神社にお参りしてから近くに居た人に記念の写真を撮ってもらい、コンビニで買ったオムスビを二個食べてから下山を始めた。

 休憩したので疲れは無く天候が良ければ朝日岳まで登れそうだが、先ほどまでの太陽はいつの間にか雲に隠れて周囲の見通しはまったくきかなくなった。

 

山頂は岩ばかり、記念写真を撮って貰う

  下りは昔の噴火口だった周囲(お鉢まわり)を回って帰ることにしたが途中で赤ちゃんを連れた若い夫婦に出会った。昨日は日光の温泉宿で宿泊し今日この山を登って東京に帰るという、赤ちゃんは生後10か月になったと話してくれたがそれにしても山好きな夫婦である。


岩の間に咲くウラジロと赤ちゃんの登山姿

 噴火口跡をぐるりと回ってから登って来た道を戻る。正面には朝日岳が望めるところで後から来た人に声を掛けられた。「この道を下がると途中でロープウエイ駅への道と合流できますか」と聞かれたので合流する道は無いから戻った方がよいと教えた。

 簡単に登れるからペットボトル一本を持っただけの人や、運動靴の人もいる。ロープウエイで登って来て違った道で戻りたくなる気持ちも分かるが山は天候も急変するから気楽に考えて登らないことである。

 
 噴火口跡 下山途中の道から朝日岳を望む 
 
 跡避難小屋に戻り下山道の途中からは雲の中
 幸い天気予報通り雨にはならなかったが山頂からの視界は悪かったのが残念だった。9時15分から登り始めて13時には駐車場に下山した。

 最近は体力的に多少の不安があったが毎朝の6kgのリックを背をったウォーキングを続けている効果もあるのか那須の山歩きはまだまだ続けられそうだ。


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