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(那須塩原市) | 八汐登山会 |
2012-4-30 |
八汐登山会の今日の山行きは安戸山(やすとやま=1151.5m)だった。安戸山は那須野ヶ原の西に位置し塩原温泉近くの山で訪れる登山者も少ない。そのため、静かな山行を楽しむことができる山であるという紹介があった。 |
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今年の大型連休中にも関わらず参加人員は60名でバス2台に分乗して関谷の交差点で右折し少し行くと登山口であった。下車後にいつもの準備体操後に歩き始めた。 安戸山と書いてある道標に従って農家の間の道へ入る。庭先にはアカヤシオが咲きショウジョウバカマも咲いている。しばらく進むと杉林の道を歩き神社の脇を通る。沢を渡り杉林の中をひたすら登って行く。 |
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一時間ぐらいで小さな祠と大杉が二本そびえている所に出たが高低差が650mある山の登りは気温も上がりやはり厳しい。ここからしばらく登ると林道でた所で先ほど小石に乗った時にカックとなったのが原因のようだが右足のくるぶしが痛くなり歩く速度が急に下がってきた。 また暑さのせいもあるのか急に体力が落ちてきたのと同時に腹の具合が良くない、最終尾についてゆっくり登ったがどうもこれ以上は無理のように感じた |
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ヒノキ林の中に大きな杉が2本あるこの場所は登山工程の目印 | |
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カタクリ、エンレイソウ、ニリンソウ |
ゆっくり、ゆっくり歩いてしばらく進むと右にカーブする付近で広場になっていた、ここで先行した人達が休んでいた人達にやっと追いついた。第二グループの人達が合流して山頂に登って行ったが私は安全をとってここで休んでいることにした。夏のような急な暑さのせいか他に4名の人が山頂に登らず休むことになった. ここからがこの時期はこの山の人気のスポットで、山道左右の短い笹の生える山肌には、カタクリの群落が見られ、山頂まで延々と続く。やがてイワウチワの花も顔を覗かせカタクリとイワウチワの二重唱で、春ならではの風景が楽しめるはずである・・・残念だが止むを得ない。 看護師も同行しているので、右足のくるぶしに冷却用のスプレーをして貰い、漢方薬など処方され服用し素足になり休んでいたら体調も回復した。付近に咲いている草花など撮影したりしていると、1時間ほどで山頂に登った人たちが戻ってきた。 |
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休んでいた広場で平成24年度八汐登山会の総会となった。昨年度の決算報告、今年の山行き計画、役員など全て原案通りで決定した。昼食後に他のルートで下山する。 下山道は長い林道歩いていると右手の山からシカがじっと見下ろしているのに遭遇した。登りでは野生のサルの群れと出たったので早春のこの時期には動物も活性化しているのだろう。だらだらとした山道をアグリパル塩原(道の駅)まで2時間歩いた。今回は山頂まで登れなかったが無事に下山できたことで良しとしよう。アグリパル塩原からこいのぼりの向こうに安戸山が眺望できた。 |
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