2006年12月 | |||||||||||||||||||||
高速バスで大田(テジョン)市まで行き、ローカルバスを乗り換えて1時間で大屯山国立公園の大屯山(テドゥンサン:878m)登山口停留場に着きました。時計は丁度10時です、ここまで3時半かかったことになります。帰りのテジョン市行きバスを時刻表で確認したところ、午後2時半、その後は4時半、つまり2時間に一本の運行ということです。帰りは午後2時半のバスに乗ることを目標にしました。 お土産や食堂のある歩道を少し登ると売票所があり、入山料1300ウオンを支払ってロープウエイの駅の横の登山口から山頂を目指しました。 一直線に山頂に向かう登山道は急な石段と鉄の梯子段の連続です。外気を冷たく感じたものの、すぐに温かくなり汗が出てきました。40分ぐらいで今にも崩れ落ちそうな姿の童心(トンシン)岩に出会いました。地震の無い韓国だから崩れ落ちる心配がないようです。
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急な石段状の道をしばらく登り「金剛雲橋」を渡って更に10分ほど行くと次はこの山の名物である「サムソン階段」を見ることができました。この階段はなんと、傾斜が50度で127段!背後から見上げるとまるで空中回廊を登って行くような気分です。階段を上がってから30分ぐらい登ると頂上の「摩天台」に到着しました。出発してからここまでは約1時間半かかりました。 頂上には青い空を突き刺すようにそびえる「開拓塔」と書いてある記念碑が立っていました。なぜ開拓塔なのか同行の韓国人に聞いたが理由は解らないとのことでした。この場の雰囲気には違和感を感じるピカピカの塔でした。しかし岩山特有の嶮しく素晴らしい風景がこれから冬に向かう厳しさも感じさせてくれました。 日曜日の韓国の山登りは沢山の人で賑やかで騒がしいです。静かな雰囲気の中で休みたかったのですが帰りのバスの時間も気になるので下山することとしました。途中、ゆっくり写真など撮りながらの下山だったので時間的にロープウエイを使うことにしました。山頂駅でゆっくり食事となどして片道3000ウオンを支払い一気に下山しました。 |
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日曜日の高速バスの利用はバス専用線を使用します。渋滞に巻き込まれないメリットがありますが乗換えなどもあり不便な点もあります。今回の利用バス料金は「ソウルー大田市:9,000ウオン」 「大田ー大屯山:3,700ウオン」でした。 | |||||||||||||||||||||
![]() 「大屯山停留場にあった白墨で書かれていた珍しい時刻表」 |
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