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2019年4月 |
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| ファダムスプ(和談の森) | ||||||||||||||||||||||||
| 「ファダムスプ(和談の森)」のフェダムは漢字で書くと「和談」と書き「情をもって話を交わす」という意味があるようだ、つまり人間と自然が共に相通ずることができる空間を目指していると案内書に書いてあった。 「フェダムスプ」と書いたが韓国人の発音は全く違う・・しかし日本語のカタカナでは書けない!、ファダム=和談は少し近いがスプ=森が全く違う・・Supでもない、もっとプが詰まる発音になるから難しい。 山の斜面の広大な面積に約300種に及ぶ韓国国内外の自生及び外来植物を17のテーマ園に分けて造成したのはゴンジアムリゾートと同じ韓国の財閥LGグループである。
車内から見下ろすと広大な山の斜面には木道がくねくねと出来ていて、車椅子の人も登れるように緩い勾配になっている。その間に盆栽園、淡水魚生態館、昆虫生態館などがあるようなのでので家族連れも楽しむことが出来そうだ。
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| 40分ぐらいで一周してロープウエイを降りてからは歩いて戻ることにした、道の両側のツツジなどよく手入れされているので開花の時期には美しいだろうなと思った。大きな壷が置かれた道の脇を通って韓国らしい建物(韓屋)に面した所に池と噴水のある場所に出た。
茶家と書かれたカフェで美しいファダムスプの景色を眺めてコーヒーを楽しんでから隣接の食堂に入ると緑豆チヂミ、豆腐キムチ、海鮮パジョン、トトリムク(どんぐりゼリー)などのメニューがあった。
韓屋にマッチした海鮮チジミとキンパを食べマッコリでカンパイして食べたが雰囲気も良かったので風邪など飛んで行けーの気分になり飲んで食べた。
夕食は近くの多くの車が集まっていた食堂に入ってクッパを食べたが非常に美味しく栄養満点の韓国料理だった。(クッパは煮込んだ牛肉のスープにご飯を入れて味を調える)
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| ホテル近くの散策 | |||||||||||||||||||||||||||
帰国する前日もまだ風邪が完治しないので近くの池の周りを散歩しましょうと金さんが水原(スオン)市郊外の公園に誘ってくれた。この美しい公園の中心に貯水池があり周囲を回る道が出来ていた。
この貯水池を一周出来るウォーキングコースが出来ているのでゆっくり歩いてみることにした。ここでも中高年の人が多く歩いていた。道は一つで迷わないから一人で歩いて勉強のために韓国語で話をしてみたらといって金さんは先に行ってしまった。
韓国らしい風景というと韓国伝統家屋の立ち並ぶところや近代的な建物やカラフルな色彩のお寺など人それぞれ思い出があるが貯水池の先に高層アパート群の姿も韓国らしい美しい風景だ。
一人で歩いていると前方でチマチョゴリを着た3人の女性をカメラマンがいろいろ背景を選びながら撮影していた。思い切って韓国語で話しかけて日本人だが写真を撮らせて貰えないかと依頼したらこころよく了解してくれた。結婚式に出席した帰りだと話してくれた。 簡単な単語だけでは会話が続かない、韓国語の会話ではいつも同じでもっと語彙を増やさないとダメだ、まだまだ韓国語の勉強は先が長い。先ずは継続は力なりを実践する以外なさそうだ。
食事の話になるが、昼食はカルビタン(骨付きカルビのスープ料理)を食べ、夕食は灰貝(コマク)ビビンバ、を食した。
韓国の友人二人と一緒に新しく出来た海鮮食堂に連れて行ってくれて、何が食べたいですかと言われても風邪で体調がイマイチだったので任せたら「コマクビジンバ(灰貝の混ぜご飯)」というのが出て来た。 灰貝という貝は聞いたことがなかったので帰国後に調べてみたら確かに日本でも食べられていることがわかった。昭和40年代後半に絶滅危惧種になったため、現在日本では市場には出回っていない食材であった。瀬戸内海以南の内湾の泥底にすむ貝で殻を焼いて貝灰としたのでこの名がある。一つ勉強になった。 |
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| 韓国の大気汚染がひどい | ||
| 韓国では微小粒子状物質「PM2.5」などによる大気汚染が大きな問題になっている。今日も晴れているが車から見る景色はスモッグのようなものがかかっているようで朝のスカッとした景色が見えない「今日は幼児や老人は外出しないように」という警報が出ているらしい。私のような人は部屋にいた方が良いのかもしれない。 この大気汚染は従来から中国から飛来するものというのが定説になっていたが最近の中国の見解は「韓国の粒子状物質が中国からきたものであるかについて十分な根拠があるのか分からない」と話しているようだ。盲目的に他人のせいにするなとも言っているらしい、この見解に対して韓国側が反発している。 今回、多くの人がマスクをしている姿が見るられ従来より悪化しているのかもしれない。季節要因もあるかもしれないが現状は日本と比較してかなりひどいと感じた。
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