風邪がまだ完治しないので夕食時にチョンさんが紹介してくれた「ファダムスプ(和談の森)」という場所を金さんが案内してくれた。50分ぐらいで着いたのが「ゴンジアムリゾート」という看板がある場所だった。このリゾートのメインはスキー場が有名で日本から訪れる人もいるようだ。
「ファダムスプ(和談の森)」はここから歩いても10分ぐらいで行けると聞いた、急こう配の道なので無料巡回バスに乗ることにした、冬季以外の集客のために「和談の森」という施設を2010年に造った意味が読めた。
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ファダムスプ(和談の森) |
「ファダムスプ(和談の森)」のフェダムは漢字で書くと「和談」と書き「情をもって話を交わす」という意味があるようだ、つまり人間と自然が共に相通ずることができる空間を目指していると案内書に書いてあった。
「フェダムスプ」と書いたが韓国人の発音は全く違う・・しかし日本語のカタカナでは書けない!、ファダム=和談は少し近いがスプ=森が全く違う・・Supでもない、もっとプが詰まる発音になるから難しい。
山の斜面の広大な面積に約300種に及ぶ韓国国内外の自生及び外来植物を17のテーマ園に分けて造成したのはゴンジアムリゾートと同じ韓国の財閥LGグループである。
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最上部からの山景 |
ロープウエイに乗る |
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バスから降りると入場券とロープウエイの乗車券発売所があった。入場料は1万ウオン、ロープウエイは一周と途中2か所で降りられるが我々は途中で降りないで一周(8千ウオン)することにした。ロープウエイという名前になっているが軌条の上をかわいいボックス型の車両が二つに繋がっていてゆっくり巡回する方式であった。
車内から見下ろすと広大な山の斜面には木道がくねくねと出来ていて、車椅子の人も登れるように緩い勾配になっている。その間に盆栽園、淡水魚生態館、昆虫生態館などがあるようなのでので家族連れも楽しむことが出来そうだ。
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人口滝と池 |
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植物園のような植栽になっている |
可愛い形のロープウエイ |
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40分ぐらいで一周してロープウエイを降りてからは歩いて戻ることにした、道の両側のツツジなどよく手入れされているので開花の時期には美しいだろうなと思った。大きな壷が置かれた道の脇を通って韓国らしい建物(韓屋)に面した所に池と噴水のある場所に出た。
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朝鮮時代に使った大きな壺がある風景は郷愁を感じる |
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茶家と書かれたカフェで美しいファダムスプの景色を眺めてコーヒーを楽しんでから隣接の食堂に入ると緑豆チヂミ、豆腐キムチ、海鮮パジョン、トトリムク(どんぐりゼリー)などのメニューがあった。
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茶屋と食堂 |
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食堂から眺めた池 |
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韓屋にマッチした海鮮チジミとキンパを食べマッコリでカンパイして食べたが雰囲気も良かったので風邪など飛んで行けーの気分になり飲んで食べた。
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景色を眺める老人は? |
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食堂へ |
海鮮チジミとキンパとマッコリ |
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今回はあまり体力を使わないようにして見学したが機会があったら歩いて登り山頂から尾根を巡回するトレッキングコースを歩いて見たい。
夕食は近くの多くの車が集まっていた食堂に入ってクッパを食べたが非常に美味しく栄養満点の韓国料理だった。(クッパは煮込んだ牛肉のスープにご飯を入れて味を調える)
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牛肉のスープ、ご飯を入れて・・・ |
蒸かした薄切りの牛肉もタレを付けると美味しい |
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