2019年10月 |
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帰郷祈願碑の法要(10月7日) | |||||||||||||||||||
今年の10月7日が旧暦の9月9日の九九節(重陽節)にあたり「帰郷祈願碑」の法要が行われることがわかったので前日の6日に訪韓し翌日に龍仁市から少し離れた山里にある法輪寺に出掛けた。 この寺には昨年も訪問しているがカラフルな寺で古色豊かな日本を寺と比較するとビックリするほど煌びやかなお寺である。本堂では日本から来た人達に受戒式というのが終了するところだった。ここで黒田さんに挨拶した後に隣にある極楽宝殿で「帰郷祈願碑」の法要がある。二人の日本人僧侶を含め日本人15名近くの人と一緒に参加した。
韓国側住職の読経と日本人住職の「般若心経」などの読経や黒田さんの話しなどあった後に3,4人ずつ韓国式の礼拝を行った。その後降り続く雨の中を祈願碑に向かった。 太平洋戦争当時、朝鮮人でありながら日本兵あるいは日本軍属として戦死した人々を弔う「帰郷祈願碑」に向かって雨の中こうべを垂れて冥福を祈った。
反日団体の妨害を受けて横たえられ半分埋められた姿の碑が安置されている。黒田さんは韓国語も流暢で法要時の立ち振る舞いは流れるように上品で美しく淑やかであった。数々の妨害や嫌がらせを受けても「それでも私はあきらめない」と頑張るエネルギーが何処に秘められているのか不思議な感じがしている。
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![]() またその後に「それでも、私はあきらめない」という続編の書籍を出版ている。つらい目にあっても黒田福美さんの韓国と韓国人に対する思いが描かれている。 併合当時の韓国と韓国人にたいする日本の植民地化政策がどんな内容なのか理解しているつもりでも、黒田さんの心からの思いを踏みにじる韓国側の仕打ちに対し怒りと憤りを覚える。 韓国の反日団体による運動が続く中でも韓国を嫌いにならない黒田福美さんはさすがだなぁ〜と思う。韓国人一人一人は良い人でもそれが対日本になると、一転して理不尽かつ不可解な言動をする一部の人や団体があり、またそれを許容する雰囲気があるのが非常に残念だ。 「あきらめない」ということは時間がかかっても相互理解のためにこれからも日韓市民の交流を続けるということになる。 追記:後日黒田福美氏から【2019年11回目の法要を終えて】と題する一文が送られて来たので本人の了解のもとにPDFに変換してリンクしました(文字を大きくしたので多少の乱れがありますがご容赦ください) |
懐かしい会社訪問(10月8日) | ||||||||||||||||||||||||||||||
次の日は韓国の中小企業の顧問を辞めてから5年経った懐かしい会社を訪問した。龍仁市内は5年前と比べ道路や街並みが変化して多くのビルが建っていて様相が一変していた。 工場近くの新しいホテルを予約してもらったが到着してみたら20階建てのホテルが二棟も建っていたのにはビックリした。1995年から5年近く住んでいた所とは思えない街に変貌していた。 住んだアパートが昔のままであった、当時はこのアパートだけが大きな建物だったが今では古くなって周りの新築アパートなどに埋もれそうだ。東京ディズニーランドと同じようなエバーランドというリゾート地が隣にあるので道路も拡張され大きく変化していた。
会社を訪問し久しぶりに会長室に入った。オーナー会長は相変わらず元気で未来事業への熱き思いを語ってくれた。日本企業との関係も良好との事で安心でしたが、順調に成長しているようだが中国へ出資した事業がすべて失敗した話しにはやっぱりねと思った。 会長室に会長と一緒に撮った昔の写真が掛かっていたのでもう外して欲しいとお願いしたが、この企業の恩人だから外せないと言われ困った。
工場を見せて貰ったが指導した5S運動が定着進歩しているように感じた。最近は自動化に力を入れている。デジタル化も進んでいて部品の測定から製品の進捗状況、品質状況をリアルタイムで監視出来るようになっていた。物つくりの自動化やATを使った新商品の開発が進んでいるようで今後に期待したい。
食事の話になるが、昼食は工場の食堂で作った弁当食が高級化していて大変美味しかった、夜は私のために「ユハンオリ」という3時間かけて作った鶏料理をご馳走になった。
鶏肉料理の「ユファンオリ(硫黄アヒル)」で硫黄の毒性はアヒルの体内には浄化機能があるようで硫黄を食べさせたアヒルを黄土が含まれた粘土の窯で3時間ほど焼いた料理で滋養強壮・消化機能促進、便秘にも効果がある。私のために3時間前に予約してご馳走してくれたのだった。 じっくり焼いたお肉はホロホロと柔らかで香ばしく、アヒルのお腹に詰められた韓方の香りと味がした。この料理にはマッコリが合うようだが、ビールを注文したら今年発売されたハイト真露のビール「テラ」が出て来た、味はアルコール度数は4.6%ということもあり日本製よりよく言えば淡い感じで、日本製の方がキレがあり旨いと感じた。 |
訪問して思い出した事 | |
今回、韓国を訪問して友人や会社で一緒に勤務した人などいろいろな人と話が出来て懐かし思い出話が出来て思い出深い旅になった。文大統領政府や一部の反日市民が主導している反日運動は知っていても日本の韓国に対する嫌韓感情が増加している変化は当然ながらあまり伝わっていないようだった。![]() 日韓関係の現実について最近、朝鮮日報の李河遠(イ・ハウォン)という特派員が以下のような記事を発表している。 興味を持っ内容を要約すると日本側は盛んに今の文大統領が率いる執権勢力はどんな人々なのかについて知りたいと調べている。 日本社会は韓国を研究することに没頭しているのに対し、韓国は日本を知ろうとする雰囲気より、青瓦台の主導で日本を非難し、接触を断つ「鎖国」で対抗している。この状態は韓国を覆う危険な楽観論であると警告している。 朝鮮時代以降の韓日関係を決定付けたのは相手国の研究だった。日本では壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の恥辱を再び繰り返さないようにしようという考えから宰相・柳成龍(リュ・ソンニョン)が記録した『懲ヒ録』(ヒ=「比」の下に「必」)を翻訳して読んでいたが、朝鮮王朝はこれを禁書に指定した。「ウェノム」(日本人の卑称)とさげすんで日本を非難するばかりで日本を知ろうとしなかった王朝時代の同じでは無いかと警告している内容だった。 日韓の歴史について勉強もしてないし、朝鮮時代のことなど詳しく知る由もない。ただ以前から漠然と疑問を持っていた事は朝鮮時代に発生した「文禄・慶長の役」で国内を蹂躙された経験した朝鮮王朝がなぜ明治維新後の日本側の富国強兵の動きを警戒して軍備を備えなかったのだろうかという疑問だった。 朝鮮側がもう少し防衛力を持っていたら日韓併合は無かったかもしれないと思ったことがある。宰相・柳成龍が記録した「懲ヒ録」にはどんな内容なのか読んでみたいと思った。
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