2025年4月 |
厳しい寒さが続いている時期は部屋でスケッチ画や写真を参考にしながら水彩画を描くことが楽しみである。部屋に流れる静かなピアノの調べと旋律が心に染み込み筆の動きと溶け合い至福の時間である。時々筆を置いて眺めてみると思うような色彩になっていないことに気がつくがどうにもならない。 昨年の秋に三陸海岸をスケッチ旅した時に感じた爽やかで広々とした空と大きな波が打ち寄せる海を描いたが岩と海の彩色が難しかった。
三陸海岸は昨日の風雨が残ってうねりが強く海岸に打ち付けている風景を大きなサイズで描いてみたが、途中で仲間に見せたら岩が茶色が強いく出ている、青色をもっと入れたら、波しぶきは歯ブラシを使ってスパッタリングしたらと指摘があったが、もはや手遅れだった。完成の達成感は味わえたので満足感がある。
|
|||||||||
思ったように描けない時は途中で投げ出して部屋の片隅に置いたままになる。置きっぱなしの絵を後で眺めていると最後まで描きたいという気持ちに変わった。春に描いた那珂川町の古民家風景をやっと完成させたが・・・出来栄えはともかく楽しみながら描き終わったことに満足した。
|
猪苗代湖畔にある天鏡閣での水彩画展を見るために立ち寄った五色沼の毘沙門沼付近をスケッチした。紅葉の時期には少し早かったが湖畔を歩くと気持ちの良い空気感を味わうことが出来た。
|
スケッチで感じたこと | ||||||||
お正月は毎年色紙を描くことになっているのでプリムラの鉢を買って描いた。3月末になり桜の開花はまだ少し早いが写生スポットを予め見てこようと思って出かけた場所が東那須公園だった。梅のと水仙が咲き誇っていた。(3月28日)
スケッチでは興味のある所に焦点をあてて使う色は5色ぐらいという教えを頭に入れて描いた。下書きも細かなところは描かないというが背景を描かないと少し寂しくなる。 現地で仕上げるには時間が足りない、部屋で写真を見ながら仕上げた。1時間以内で仕上げたいが、まだ修行が足りないのかもしれない。 |
![]() 戻る |
![]() TOPへ |