2024年12月

  五色沼と水彩画展の鑑賞(10月29日)

 猪苗代湖畔にある天鏡閣で開催されている遠藤和雄氏の水彩画展を仲間と一緒に観賞することになった。早めの出発で途中で五色沼を訪ねスケッチした。

 毘沙門沼周辺は少し紅葉には早かったが湖畔を歩くと気持ち良い空気感を味合う事が出来た、スケッチ道具を持参したので描いてみたが・・相変わらずの出来栄えだが思い出になった。
磐梯山と毘沙門沼
早く描こうとすると下手がもっと下手になった(^.^)/~~~ 

遠藤和雄先生の水彩画展

 歴史ある天鏡閣での水彩画展は「光織りなす風景」と題した水彩画の作品はどれを見ても柔らかな光と影が織りなす風景が優しい色彩で描かれていて心をひかれた。

 会場に居た遠藤先生から使っている水彩絵具や用紙、マスキングテープの使い方など細かいことについて話を聞くことが出来た、細かな質問にも穏やかな口調で答えてくれ非常に有難く参考になった。先生の庶民的な人柄に好感が持てた。

天鏡閣での水彩画展は素晴らしかった
 
塩原渓谷の紅葉(11月6日)


 紅葉の時期になるとセピアの会では毎年、紅葉風景を描いているが塩原渓谷の七つ岩集合となっていた。ところが天候が悪いので中止となった連絡は現地に到着してからだった。付近の紅葉は色付き始めたばかりだがせっかく来たのでスケッチを始めたが天候が悪くなり川べりは寒くて下書きだけで早々に引き上げた。

 自宅に戻って彩色したが透明性感や彩色もの黄色、オレンジ、鮮やかさが汚い感じの水彩画になってしまった。

塩原渓谷の紅葉は少し早かった
 
遠近感と紅葉の色彩で苦労した 
  晩秋の南会津・観音沼(11月13日)

 時期的に少し遅くなったと思ったが福島県南会津の観音沼の紅葉風景を写生するため出かけた。紅葉の盛りは過ぎたが良く晴れていたので黄色やオレンジにに染まった木々が水面に映り、色鮮やかな晩秋の風景を堪能できた。

 スケッチ画は簡単に済ましてもっぱら沼の周りで深まる秋を楽しんでしまった。紅葉のピークは過ぎてもハイカーや家族連れ、カメラ愛好者など多く人に出会った。快晴の下でのスケッチは最高な気分であった。

反射光に映える晩秋風景」
 
澄んだ秋の空気の観音沼風景に心が癒された
 
 透明感のあるサラリとした絵にしたかった
 スケッチ旅で感じたこと
 旅先の風景をスマートフォンで撮ってフェイスブックなどにアップする旅も思い出になるが、その場所でじっと風景を味わいながらスケッチすれば思い出はぐっと深くなる。
 
 日常では出合えない景色に感動し、そしてスケッチできる喜びや仲間とのワイガヤしながらの楽しい時間が味わえた。

 スケッチ旅ではいつも大雑把でもよいからもっと早い時間で描きたいがなかなか難しい。達人と言われる人のアドバイスでは「旅のスケッチは下書きは2分で15分ぐらいで完成」と驚くような内容だった。

 そのため「描かなくてもいいものは省く、興味あるに焦点をあてる」「使う色は5色ほど、実際の色にとわれすぎない」とあったがそう行かないのが現実である。

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