セピアの会水彩画展 (第17回) 戻る
 
 セピアの会単独で開催の2年目であり作品数は全体で70点になった。一年間の成果を発表できるのはこの展示会なので多くの作品の中から自身で選んだ5作品を展示した。全て6号、8号の大きさで10号が無かったのと風景画ばかりになってしまった、来年は風景以外も入れて10号サイズに挑戦したい。

 
熱心に見てくれる来訪者に感謝!
 多くの訪問者が来てくれ、来場された知人から昨年より進歩したとか上達しているなどの励ましがあったのが嬉しいかった。会場の受付当番時時に来訪した”日本水彩画会員の先生”から私の絵についてもコメントを直接聞けたのは良かった。

公園での写生 写生後の反省会(道の駅にて) 

樹木の描き方で苦労している、先輩からは少し濃すぎ緑になっているから薄く描く
ことを心掛けるようにとアドバイスがある。

日本水彩画会員の先生からの私の作品への総合的なコメントは構図を考える、
主題を強調するには思い切って他を省くことが必要と話された。
樹木の彩色はブルー色を入れると淡く柔らかくなるよという話しもあった。

新緑の清流 板室温泉   (F8号)
自然あふれる板室温泉街近くを流れる湯川の清流と釣り人を描いた。樹木の明暗では混色した緑が少し濃すぎた感じがする。

芽吹き時の水車小屋 東山道道の駅   (F8号)
 
大きな水車を細かく描こうとするとバランスが悪くなり、サラリと描くと迫力が無くなる。何度も筆を入れると画面が汚れる。なかなか思うように描けない。

先生から左の山を少し高くするとバランスがよくなる。


草紅葉と白樺 日光戦場ヶ原   (F6号)
 
小田代ヶ原の草紅葉の色合いが違い淡い緑や黄色、オレンジ、褐色、黄金色に染まったグラデーションの中の白樺の白さと模様に感動し描いた。

先生のコメント:主題が白樺なら背景の男体山や小枝は要らない、空も晴れにした方が良かった。白樺は絵の大きさから考えるともう少し細くしたい。

 公園のタワーと噴水 那須野が原公園  (F6号)
 
  広大な公園内のシンボルになっているサンサンタワーの周辺の新緑の生 き生きとした風景を表わしたかった。緑色の混色で明暗、遠近など表現に四苦八苦だった。先生から樹木はブルーを入れるとよくなる・・・。

キバナコスモス 旧青木家那須別邸 (F6号) 
 
昨年も題材にした場所ですが、秋になりキバナコスモスが美しく咲いていたので花を近景と中景、遠景を建物にして描いたつもり。

先生からは水平線を上か下に・・(構図を学べということ!)

明治屋  黒磯駅前   (F6号)  
 
店先に買い物の人物を入れるつもりが間に合わず展示出来なかった。

コツコツと描くのは大変なこと、大変でも続けられてきたのはやり遂げた時に達成感を得られたり、展示会で褒められて嬉しかったり、上達によってやりがい、生き甲斐を感じられると思っている。生きてる以上は頑張りたい。

描いている最中は気持ちを乗せるため音楽を聴いている。音楽は日によってまちまち、色々なジャンルを聴きながら描いている。 


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