マスキングとスパッタリングを学んだ 戻り

コロナで緊急事態宣言が発令され公民館が使用できなくなった。セピアの会の活動も
一時休止となり自粛生活を余儀なくされた。家に籠って水彩画教本やYouTubeで
マスキングやスパッタリングの技法について学んだ。

那須野が原公園の池の噴水から激しく飛び散る水しぶきが樹木の緑を背景に輝く風景を
描いてみたが水しぶきが思ったようにならない、いろいろ塗り直していると
画面が汚れてしまい失敗してしまった。

水しぶきはこんなものか?背景の樹木が問題(F8)

先輩からマスキング手法を教わったり、スパッタリング用の道具を購入して使い方の
テストを繰り返し再度公園に出掛け噴水を描いてみました。

実際に 経験して分かったことはマスキングは筆、ラップ、ストローなどの使い方がある。
スパッタリングは液の濃度の調整が非常に重要なことが分った。

マスキング液 スパッタリングの道具

スパッタリングでは絵の具を飛び散らすので絵具の濃度や網や歯ブラシの使い方は
何度か失敗をくり返して慣れないと思ったようにならない、難しい!!

噴水の水しぶきはマスキング液の濃度を慎重に調整して・・スパッタリングしてから
彩色し、白色ガッシュも使って見た。作品を眺めてこれが限界だなと思った。

 写真を観て描いたが少し彩色が薄い!
スパッタリングとマスキングを使って模写(F8)

ココロナ禍と長雨で自宅で過ごす間、「風景の中の水を描く」という教本を読んでみた。
この中にある川をテーマにしたた写真を模写して過ごした。

今まで練習したマスキングやスパッタリングなど楽しみながら描いた作品。

波立つ水面を描く、動きのある水面の描き方を学んだ。(F8号)

 
紙が濡れている内にさざ波が揺らぎを樹木の影で表現した。(F10号)

 
水に透けて見える川底の石の表現が難しい、川底には見えない?
(F10号)

 
「スパッタリングについて感じたこと」

 
スパッタリングは絵の具を飛び散らせることだが、思わぬところまで
飛び散ったり、粒が細かすぎて色が見えなかったりする。

 Youtubeなどではともなげに筆で飛び散らせたりしている。市販の網と
歯ブラシで擦って飛び散らす方法もあったのでいろいろ試してみた。

 簡単なようで実際にやってみると水の量で飛び散る範囲や粒の
大きさがかなり違ってくる。

飛び散るからキッチンペーパーなどで覆う必要があったり絵の具の粒は
厚みがあるので乾くのに時間がかかったりする。

 「習うより慣れろ」という言葉の通り、実際にやってみて慣れた方が身につくのかもしれない。失敗の繰り返しが必要だ。

私が次の目標としているのは下記のような風景を描く絵の先輩の「K」さん
の作品である。樹木のモコモコ感の描き方を学びたい。



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