模写して学ぶ 戻る
 最も美しくバランスが良く見える「黄金比(1:1.618)」について学び、特製コンパスを作って、19世紀のフランスの画家ジョルジュ・スーラが描いた「クールブヴォワの橋」(1886–1887年頃)という絵の中の水平線や桟橋、樹木、ボート水平線、樹木、などを計測してみた。確かに黄金比で配置されていた、画家は直感的にこのような配置が出来るのだろうが、なかなか真似は出来ない。

この絵を模写してからイメージを膨らまして彩色したが細かいところは省略して私なりに描いてみたが中景の橋や遠景にある煙突と川面の映り込みなどかなり想像して描いた。彩色では補色を考えながら彩色したつもりだ・・・。

 
点描画を模写した(F8)
  次はイギリスの画家のターナーが1809年に描いたカンバーランド州の「コルダーブリッジ」と言う油彩で描かれた風景画を模写した。この絵の中には右側に車輪の製造か修理している小屋があり、中心には羊の群れと羊飼いらしき人物が見える、河川敷なの中にはニワトリが数羽描かれているのどかな田舎の風景だ。

 模写も勉強方法の一つかもしれないが油彩の絵画を水彩画として模写するのはかなり彩色が難しいとわかった。風景から感じた雰囲気が出ればと思って頑張って描いたが少し疲れた。
油彩の風景画を模写した(F8)
 
素早く風景スケッチ

 ひとり旅に出ると旅先の風景をスマホで撮ってフェイスブックにアップことはやっているが現地の雰囲気を感じなが素早くスケッチが出来れば思い出がもっと深くなるはずだ。

  現地のスケッチが短時間で描ければ良いがどうも1時間以上かかり、ホテルの部屋で仕上げたりした。もっと早く描く方法などネットで調べると下書きを2分、全部で20分で描く方法などあった。素早く風景スケッチを描くポイントは
・興味のあるものに焦点を当てて描かなくてもいいものは省く。
・用紙の白を生かして白の絵の具は使わない。
・実際の色にとらわれすぎないで使う色は5色ほどにする。
・少々ヘンでも気にしない。
・影をつけるとリアルになる。
 楽しく、すばやく描けば良いのだと思いつつ、描くスピードを重点に風景写真を見ながら描くと中身がいい加減というか乱雑になって満足感が無くなり楽しくない。それでも平均約30分以上かかってしまった。ヒントをもう一を噛みしめて何を描くのかはっきりさせて思い切って余計な物を省く。思い切って対象の色にとらわれないとこにして描こうと感じた。
葉っぱの重なりに時間が・・ 早く描くといい加減な絵になる
省略すれば物足りない 面白くない絵が出来た
 
静物を描いたが・・・(F6)