セピアの会水彩画展 (第14回) 戻る

コロナ禍で展示会場となる「那須野が原公園内の緑の相談室」が閉鎖されて今年の開催はセピアの会
としては出来ないだろうと考えていた。ところが6月に入り自粛規制が解除になり
公園事務所から予定通り開催して良いとの連絡があり開催が可能となった。

この会に入って3回目の展示発表となったわけだが、外出自粛中に写真など見て
自宅で描いた4作品を展示して感想など聞かせていただいた。

 
案内状を知人に配布した 会場の自作作品前にて

開催に当たっては来場者の体温測定し、手のアルコール消毒、ゲストブック(芳名帳)に記入して
いただくためボールペンはその都度消毒しているのだがゲストブックへの記入も感染防止の
カーテンで仕切って万全を期した。これもコロナ感染防止でやむを得なかった。

ゲストブックへの記載は事前の話し合いではこの時期に絶対必要条件なのか議論したが、
お令状を出したいので出来るだけ記入して貰うことになった。

会場の「那須野が原公園事務所」

自粛生活中にはF6~F8号の大きさで8枚、スケッチで4枚描いた。その中から4作品を出展した。

先生から題名については作品を見てすぐわかるような名前でなく、その時の感動や思ったことを考えて

題名を付けた方が良いとアドバイスがあった。

セピアの仲間からのアドバイスもあり「さくら」から「春の展望」、「睡蓮」から「水面に映える」、

「静物」から「仲間へ、「静寂の里」から「古里への思い」にそれぞれ題名を修正した。

水面に映える(F8号) 春の展望(F6号)
 仲間(F6号) 古里への思い(F6号) 
 
「私の描いた水彩画の反省点は?」

 自然の美しさには、風に揺れてきらきら光る樹木や海の波など、感動するものが多いい。その美しさを表現するために心から感動したものを絵の対象にすることだとよく言われている。
  見たとおりに描く必要は無い事は理解しているつもりだが描いた絵をツラツラ眺めて思い出したのは・・・。

 描き方の未熟さは横に置いて反省したことは先生から「この絵の主題は何でしょうね?」と聞かれることが良くあった。

思い出したのだ「主題は何か」ということ!

 絵の中の主題とは見る人の目を引き付けるもので、スーパーの目玉商品のようなものかもしれない。

 そのような目で眺めたら私の仕上げた水彩画の主題はなんだろうか?見た時に飛び込んでくる主題は・・無いのか?

 公園の池の睡蓮と背景にある樹木とを含めた全体の風景をなんとなく描いてしまった。現地を二回目に訪問ししばらく眺めた時に、池の水面に映り込んだ樹木の影と睡蓮に感動したのだった。

 睡蓮の池に映り込んだ部分を強調し背景の樹木はわき役にしても良かったのかもしれないと反省した。


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