2014年3月

 虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の予防・治療に有効と情報を信じて、リックを背負っての毎日1〜2時間ほどウォーキングをしている。この時期には美しい雪のある那須山が遠望できる。眺めていると・・あの山の山頂を目指したいの思いが強くなった、冬季でも天候が良ければ危険はないし心臓の心筋強化の効果も確認出来る筈だと考えた。

 情報によれば「運動による有酸素運動で心肺に適度な負荷を加えると、心臓では心筋がしだいに発達して強くなり、また心筋に酸素を 供給している冠状動脈も太くなり、心筋の中の毛細血管の数も増加するので心筋への酸素の供給がよくなり、この結果、狭心症に対して治療的に効果を発揮する」とあった。

 天気予報通りであれば今日(2月25日)は那須山の山頂へ目指すことが出来そうだと考えて家を出た。那須高原道路は除雪され運転には何の問題もなく、大丸温泉手前の無料駐車場に車を停めた。すでに数台が駐車していたので先行者がいるようだ。アイゼンを付けて登り始めたが、少し予報と違うようで雪がパラパラと降ってきたりして雲行きが怪しいがまずはロープウエイ駅まで登ろう。踏み跡のある道は雪は硬くなっていてアイゼンが食い込む音がして歩き易かった。

 
後から登って来た人に撮影してもらった

先に山頂に向った夫婦

ここから急登だ

 途中で同年齢ぐらいの登山者が登って来たが、なんとアイゼンを付けていない、聞いてみたら朝5時に水戸市から来たようでアイゼンを忘れたらしい。途中まで登って帰るようだが・・無理は禁物だなと感じた。

 ロープウエイ駅を過ぎて、峠の茶屋駐車場まで登って来ると中年の夫婦が休憩していた、茶臼岳に登るようだが雲と風が出て来たので迷っていると話していたが結局山頂に向けて登って行った。私も小休止してから出発した、いつも通る登山口にある鳥居は雪に埋もれていた、脇を通り過ぎて急な傾斜を30分ほど登って行くと汗ばんできた・・・出発して1時間半ぐらい登っただろうか、心臓の調子は全く問題ない。ふと立ち止まり上空を仰ぐと雲が早いスピードで流れて行く、風も強くなってきた。

 もう少し登れば見晴らしの良いところに出るのだが・・・体力的にも問題なく山頂まで十分登れるような気がした、しかし今日の登山はここまでと下山することにした。安全第一という肝に命じたい言葉を実行することにした。次の機会には山頂に立ちたい。
 
この辺りの積雪は2mぐらいか!