農耕雨読は夢だった(2021/8/20)
1994年に心臓病を患い36年間勤務した電機会社を途中退職した。その後療養しながら韓国の中小企業の技術顧問として毎月の半分を勤務していた時に老後の生活は森の中で年金で晴耕雨読しようと夢見て知人の山林(1,300坪)を購入した。
山林を買っては見たが・・あっという間に25年も経ってしまった。この間には狭心症の再発やその他、いろいろな事情があって森の一人生活は現実的でなくなった。
今年も年間契約の水道料を支払いに8月に現地に来てみると敷地には夏草が生い茂り、改めて森の生活が夢で終わってしまったことを実感した。ショックだったのは山林を譲ってくれた知人が肺癌で今年の6月に既に亡くなったことを知らされたことだった。まだ70歳代の前半のはずなのに・・・彼の冥福を祈った。
森に住むことは夢で終わっても良いが、これからすべき事はなんなのか?夏草を眺めながら考えた。
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夏草が生い茂った山小屋の予定敷地 |
里山の再生が必要だ!(2021/10/22)
都会に住む孫がキャンプやバーベキューなどが出来るような環境に出来ないかと思い「たかはら森林組合」に相談しに出向いた。(森林組合とは森林所有者が組合員となっている協同組合である)
林業に関しては全く知識がないのでいろいろな質問をした。人の良さそうな係員のSさんが丁寧に説明してくれ、現地調査もしてくれた。
日本は約7割が森林で、その約7割が個人所有する私有林らしい。林業ついては機械化でニュースでも取り上げられているが現実はキツイ仕事でもあり人手不足は慢性的であるようだ。放置されたままの森の荒廃が進み日本林業の大きな問題になっている。
Sさんが伐採した方が良い樹木にテープを巻き、作業小屋周辺の樹木だけを伐採する見積書を頂いたが思ったより高額で実施は保留としていただいた。
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間伐予定目印をしてくれたが・・・ |
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