「日本人と朝鮮人(対談集)」
永 六輔 (作詞家、司会者、作家)・辛 淑玉 (人材育成会社社長)
[(株)光文社] \1200 1999年5月発行 ISBN4-334-97219-5
テレビの対談などで日本及び日本人の行動に辛辣な意見を述べていた人、辛さんとご存知、永六輔氏がなぜ対談したのか、まず疑問を感じ購入しました。本の副題に「決裂か和解か」とあったが、中身は辛淑玉氏のいつもながらの妥協のない考え方に永六輔氏がどちらかと妥協している内容である。
「韓国人の反日は日本人の南無阿弥陀仏と同じ」「粋と野暮が同居する韓国の色彩感覚」「新宿マンション12階にあるお寺」などの会話が面白い、また「みんなに好かれようと思うのは日本人の悪い癖で、喧嘩をしない努力をすれば良い」との話が私には印象に残りました。
朝鮮人とした所にもそれなりの意味がある、お互い過去の事実を知り、辛氏の考え方も知って朝鮮人と付き合わなければ日本の将来は暗い、しかし相当シンドイ感じはしますがね。
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